第47回
日本栄養アセスメント研究会
2025年6月20日金• 21日土
栄養アセスメントを検証して
実践に活かそう!
2025年6月21日(土)に、兵庫県神戸市におきまして第47回日本栄養アセスメント研究会を開催させていただきます。
本研究会は1983年に発足した長い歴史をもつ学術集団であり、毎年の学術集会では栄養関連学会の中でも栄養アセスメントを中心にした栄養療法やその臨床応用を議論する場となっています。今回のテーマは「栄養アセスメントを検証して実践に活かそう!」とさせていただきました。一般演題に加えて、教育講演(2つ)、特別講演、ランチョンセミナーを企画しております。
栄養療法ガイドラインの普及や診療報酬への反映により、今や栄養療法は様々な病態において生命予後や感染症発生率の改善、QOLの向上などに大きな影響を及ぼすことが広く認知されてきました。栄養療法の実施にあたって栄養アセスメントは必須であります。とはいえ、その指標も小児から高齢者にわたって多様化しており、また明確なエビデンスが確立されるには至っておらず、まだまだ議論の最中です。
そこで、本研究会では、栄養療法に欠かせない栄養アセスメントの指標について再評価を行い、エビデンスの確立につなげられるよう皆さんと一緒に議論したいと考えております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
2025年6月20日(金)・21日(土)
神緑会館記念ホール(神戸大学医学部 福利厚生施設 4階)
〒650-0017 兵庫県神戸市中央区楠町7丁目5-1
現地開催のみ
※参加費は会場受付にて現金でお支払いください。
※参加費は懇親会会場受付にて現金でお支払いください。
栄養アセスメントに限らず、広く栄養・代謝に関する演題を募集します。
筆頭演者は原則として本研究会会員に限ります。
非会員の方も演題の登録は可能ですが、必ず入会の手続きをお願いします。
非会員の方は会長推薦論文および研究会奨励賞の対象となりませんので、ご注意ください。
入会手続きは、日本栄養アセスメント研究会ホームページ(http://www.js-na.jp/)から行うことができます。
株式会社ジェフコーポレーション内
「日本栄養アセスメント研究会」会員管理係
〒105-0004 東京都港区新橋5-20-3 新橋STビル4F
Tel: 03-3578-0303
Fax: 03-3578-0304
E-mail:jsna@jeff.co.jp
演題の採否・プログラムの構成については会長にご一任ください。
なお、採否については演題をご応募いただいたE-mail宛にお知らせします。
優秀な発表は、会長推薦論文として雑誌「栄養」に論文を掲載し、研究会奨励賞の対象となります。出来るだけ多くの演題を論文にしていただきたいと思いますので、積極的にご応募ください。
※ 詳細は随時更新いたします。
18:00~19:00 世話人会
19:00~21:00 懇親会
09:30 ~ 09:35 会長挨拶
小谷穣治(神戸大学大学院医学研究科 外科系講座 災害・救急医学分野)
09:35 ~ 10:35 一般演題1
栄養アセスメントと栄養療法の実践
慢性消化管出血に伴う難治性鉄欠乏性貧血に対し、カルボキシマルトース第二鉄が有効であった一例
回避・制限性食物摂取症に対し体組成測定を活用して栄養介入を行った1例
療養病棟入院中の高齢患者における腎機能評価の問題点
The Hidden Burden of Central Obesity in Chronic Kidney Disease of unknown etiology (CKDu)patients
栄養投与経路の選択肢を広げる―皆さん!PTEGをご存じですか?
重度のるい痩を呈する神経性食思不振症に対し間接熱量計を用いて栄養管理を行った2症例
症例報告 重症急性膵炎の治療経過中、便量を指標として薬剤の効果を判定した1症例
10:40 ~ 11:40 一般演題2
がん・外科領域の栄養アセスメント
肝細胞癌患者における化学療法開始前の栄養状態と予後予測:GLIM基準を用いて
化膿性脊椎炎の術後創部感染に対して高たんぱく質を投与した一例
卵巣癌患者の初回治療後の筋肉量減少は予後不良因子であり、NLRと残存腫瘍の有無がそのリスク因子である
胃がん患者における骨格筋量評価に関する考察
抗がん剤治療による味覚障害を中心にアセスメントした腎がんの一例
胃幽門側切除前後におけるphase angle変化と6か月後、1年後の生活活動性および精神的健康度の関係―体組成計測を実臨床に生かす―
頭頸部がん患者における血清微量元素濃度の変動と臨床的意義
11:50 ~ 12:40 ランチョンセミナー
術後回復促進を目指した術前からの栄養管理
―チーム力とシンバイオティクス療法を活用して―
12:50 ~ 13:10 総会・奨励賞表彰式
13:10 ~ 14:00 特別講演
重症患者での栄養アセスメント
14:05 ~ 15:05 一般演題3
栄養アセスメントと多職種アプローチ
当院における肥満患者の栄養評価について
新生児外科症例における術後低セレン血症に関する解析
管理栄養士介入による早期栄養介入の効果
代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)に対する栄養指導の意義
生活習慣病に対する時間栄養学に基づいた栄養指導の効果
大腿骨頚部骨折患者のリハビリに及ぼす栄養状態の影響
脱フレイルを目指した栄養治療の過程で体組成はどのように変化しているか-パイロットスタディーから
15:10 ~ 16:00 教育講演1
間接熱量測定による重症患者の栄養投与量アセスメント
16:05 ~ 16:55 教育講演2
重症患者における、栄養アセスメントに基づく栄養療法
16:55 ~ 17:00 閉会の挨拶
小谷穣治(神戸大学大学院医学研究科 外科系講座 災害・救急医学分野)
第47回日本栄養アセスメント研究会事務局
京都通信社
電話:075-211-2340
メール:jsna47@kyoto-info.com